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甲宗八幡宮 御鎮座1150年大祭記念 能舞台披き「薪能」


日時:平成20年10月14日(火)18時30分開演 (20時30分終了予定)
会場:北九州市門司港 甲宗八幡宮 境内能舞台
 〒801-0854 北九州市門司区旧門司1-7-18
(JR門司港より 門司港駅前から西鉄バス和布刈行き(4、96)甲宗八幡宮前下車)


お申し込み お問い合わせ:甲宗八幡宮 093-321-0944 

全席指定 5000円
※雨天決行(予定)  


裏面情報



●番組 (プログラム)●

・神歌 
 翁 観世喜之  千歳 山口剛一郎
 地謡 坂口信男 森本哲郎 久保誠一郎 今村一夫
・解説 観世喜正

・狂言 末広かり 
 シテ (果報者)野村祐丞
 アド(太郎冠者) 野村万禄
 小アド(すっぱ) 吉良博靖  
 後見 宮永優子
 笛 一噌隆之 小鼓 観世新九郎 大鼓 柿原弘和 太鼓 観世元伯
《休 憩》
・能 石 橋 大獅子
前シテ(老人・白獅子)観世喜正
後ツレ(赤獅子) 小島英明
ワキ(寂昭法師)坂苗 融
間(仙人)野村万禄
笛 一噌隆之 小鼓 観世新九郎 大鼓 柿原弘和 太鼓 観世元伯
地謡 角寛次朗 坂口信男  森本哲郎
  久保誠一郎 山口剛一郎 今村一夫

 


●あらすじ●
素謡「神歌」(かみうた)
天下太平・国土安穏・五穀豊穣を祈念する能の代表曲「翁」を謡だけで上演する。 舞台披きの露払いとして儀式性を高める。

狂言「末広かり」(すえひろがり)
主人(果報者)は、客のおもてなしに末広がり(扇)を贈ろうと思い、太郎冠者を都へ使いに出す。末広がりが扇の別名だとは知らない太郎冠者は、騙されて傘を買ってきてしまう。主人は怒るが結局最後には太郎冠者の傘を使ったおかしな歌と舞で円満に解決する。

能「石橋 大獅子」(しゃっきょう おおじし)
寂昭法師は唐・天竺に渡り、諸所を拝みめぐる。文殊菩薩の浄土であるという清涼山にいたる。有名な石橋を前に、来かかる人に詳しい話をきき、橋を渡ろうと待ち受ける。そこへ、一人の老翁が現われる。いわく、この橋は人間が架けたものではなく、自然と出現して対岸に届いた橋で、その幅一尺足らず、苔むして滑りやすいうえに、渡ろうとすれば目がくらみ、千丈の谷底へ落ちかねないという難所であり、人間の身では渡れるものではない、と。人智を超越した神仏の加護を得た者でなければ、渡ることはかなうまい、それでも渡ることを欲するならば、ここで、菩薩の奇瑞が起きるのを待つがよい、橋の向こうは文殊の浄土なのだから、と言い残し、老翁は姿を消した。やがて、文殊菩薩に仕える霊獣・獅子が荘重な囃子によって現われ、今を盛りと咲き誇る紅白の牡丹の花に戯れつつ、勇壮に舞い遊んでは御代を寿ぐのであった。
 小書(=特殊演出)「大獅子」がつく今回の舞台では、後シテの白獅子がツレの赤獅子を伴って登場し、親子獅子の心で相舞となる。牡丹を立てた一畳台が出、これが獅子の遊ぶ深山を表す。獅子はこれに上り下りし、あるいは頭を振るなど、常の能の舞とは異なる所作が随所にみられる。また、白頭の親獅子は重々しく、赤頭の子獅子は敏捷に舞い、相舞ではあるがその対照的な趣がおもしろい。獅子の頭の紅白と牡丹の花の紅白が目にも鮮やかな、祝言の気分に満ち満ちた、祝賀の場にまことに相応しい能である。


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